なおママ最初の帝王切開が決まったのは、突然のことでした。
予定日まであと1週間あったのに、初めての出産は、陣痛より先に破水して、「え、今から手術?赤ちゃん、大丈夫?」
頭が真っ白になったまま、ただただ赤ちゃんの無事を祈るばかり。
心の準備もできないまま、1人で手術室に入ったあのときの怖さは、何度も手術を経験した今でも忘れられません。
この記事は、1人目の出産で緊急帝王切開を経験した私が、
あの日のことをそのまま書いた記録です。
同じように突然の帝王切開で怖い思いをした方、これから出産を控えて不安な方に読んでほしい。
突然の緊急帝王切開——破水から45時間後、手術台へ
あの日のことは、今でもはっきり覚えています。
予定日まであと1週間だったあの日、夜中に突然破水して、即病院へ走りました。
このとき、赤ちゃんの様態に特に異常はなく、普通分娩を目指すことになりました。
でも、何時間待っても陣痛は来ない・・・
その後、陣痛促進剤を使うも子宮口が開かず、私は帝王切開前に陣痛をひたすら耐える時間が続いたのです。





正直、陣痛だけでも人生で味わったことのない激痛なのに、まさかその後自分が帝王切開で出産するなんて思っても見なかったよぉ😂
ですが、そのときは突然言い渡されます。
病院の先生から、「このままでは赤ちゃんに感染症のリスクがあります。帝王切開で出産します。」
と言われ、私の場合は破水から約45時間後、心の準備もままならないまま帝王切開の手術台へと登ることとなりました。
初めての帝王切開、一番怖かったのは”何も知らないまま手術室に入ること”だった
初めての帝王切開で一番怖かったのは、本音を言うと「何も知らないまま手術室に入ること」だったかもしれません。
正直、前もって帝王切開出産だとわかってれば、色々と調べたり、覚悟を決めて手術に望むことでしょう。
しかし、普通分娩のつもりで病院に行って、散々陣痛も味わって体力も無くなっている状態で、いざ手術と言われると
1人で手術台に登った時の手術台の冷たさと孤独無事に子供が産まれるのかという不安初めての帝王切開に対する得体の知れない恐怖
この3つの感情が一気に押し寄せているにもかかわらず、抗えない宿命みたいにただ言われるがまま手術室に行くしかない。



でも本音を言うと、「子供さえ無事に産まれればそれだけでいい。」これが母親としての本音だったような気がします。
既に陣痛を味わって数時間戦い続けた後だったので、それ以外のことを考える余裕すらなかったのかもしれません。
帝王切開で実際に感じた痛み3つ——これだけは覚悟しておいて
局所麻酔の針
私がお世話になった病院では、帝王切開による手術の場合、局所麻酔、つまりお腹から下半身にかけての麻酔をかけて、私自身意識を保ったままの手術でした。
そして、私がこの手術を通して一番痛いと感じた場面は、この麻酔を注入する際、針を背中から背骨の間に入れるときでした。
麻酔を入れる前のこの工程は、当然、その痛みを全て感じてしまいます。
この痛みは、おそらく経験した人にしかわからないかもしれませんが、想像していたよりも麻酔の針が太く、手を握りつぶすぐらいの力が入り、 「痛い、痛い」と心の中で叫びたくなるような激痛。
手術台の冷たさで寒かったのもあってか、痛みを感じた後の恐怖なのか、体がガクガク震えが止まらなかったです。
ですが、麻酔の効きが悪かった私は、結局全身麻酔により眠らされての手術となりました。



正直、これが一番つらかった。手をギュッと握りしめながら、早く終わってくれって心の中で叫んでたよ😢
麻酔が切れた時の傷の痛み
当然、麻酔によってお腹を切っているので、いざ麻酔が切れたときにはお腹がズキズキ、キリキリ😂
手術後、麻酔が切れたときにはじめて、本来のお腹を切った痛みをモロに感じましたが、その痛みに無理に抗う必要はないと私は思います。
痛み止めを使えば、まだその痛みは多少和らぐので、遠慮なく病院の先生や看護師さんに「痛み止めをください。」と相談してみるのも大事だと思います。
本当に耐えられないほどの痛みのピークは、私の場合3日ぐらいで、特に術後次の日はほとんど歩けもしなかったです。
子宮の戻りを確認するために、お腹を押す行為
私が帝王切開だったからか、いざ出産を終えた数時間後、子宮の収縮を確認すべく、おヘソの下あたりを助産師さんがぐぃぃぃと押す作業があったのです。
これが、うまく説明できませんが、お腹の奥底で激しい筋肉痛がくるような、内臓を強く押されたような、とにかく痛かったなぁというのを覚えています。



これね、事前に誰も教えてくれなかったんだよ!知ってたら心の準備できたのに…って今でも思う笑
手術室を出て、最初に感じたこと
私の場合、麻酔の効きが悪く全身麻酔で眠らされていたため、気がついたときには手術はすでに終わっていました。
目が覚めて真っ先に思ったのは、「赤ちゃんは? 無事なの?」ということだけ。
まだ麻酔の影響で体は動かせないまま、夫に「赤ちゃんの写真、見せて」とお願いして、スマホで撮ってきてもらった写真を見た瞬間——
涙が勝手にあふれてきました。



ガラス越しでも、写真でも、ちゃんといたんだよ。それだけで十分だったんだ、あのとき。
すぐに抱っこしてあげたかった。でも体が動かない。
それでも「生きてた。ちゃんといた」という安堵が、痛みも不安もぜんぶを上回っていました。
すぐに抱けなかったのは今でも少し悔しいけれど、あのときの写真は今でも宝物です。


帝王切開後に周りから言われた嫌な言葉あるある3選
帝王切開は、経験者にしかわからない苦労が沢山あります。
逆に言えば、帝王切開未経験の方、普通分娩を経験した方からは、当人に悪気はなかったとしても、絶対に言われたくない言葉を浴びせられる機会というのが多々あります。
帝王切開のことについて調べようとこのブログを見ていただいた方、そして既に帝王切開を経験した方、おそらく何かしらの形で似たような言葉を浴びせられるかもしれません。
そんなとき、私の心の声をきいて、少しでも気を紛らわせてください笑
「普通分娩より楽だったね」「帝王切開・・・じゃぁいいね」的な発言



帝王切開が楽だったなんて思ったことは1つもないし、お腹を切って大きなキズも残ってるのに😂
お産の時の痛みや長時間の陣痛ももちろんキツイのはわかる。
確かに、時間的には普通分娩のお産のほうが出産までの時間は長いかもしれない。
でもやむを得ず選択された帝王切開で、色んな恐怖や不安と戦いながら、意識朦朧としてやっと出産したんだから、軽はずみな発言はやめてーー
こっちだって、好き好んで帝王切開を選んだわけじゃないーー
「予定が決めやすいね」



裏を返せば、あの手術の恐怖が日々迫ってくるということ。
だから、軽はずみに「予定が決めやすいね」なんて言うと、あまり良く思わない人もいるよ!
でも、子どもの誕生日やお日柄を決められる場合もあるところは確かにメリットかも☺️
「出産の痛みを感じなくて良かったね」的な労いの言葉



帝王切開には味わったことのある人にしかわからない痛みがたくさんあります。
正直、長時間の陣痛や分娩時の痛みも相当な痛みだとは思いますが、帝王切開だと「眠っている間に終わる」ようなことを想像された発言は、相手を傷つけるかもしれません。
ちなみに、私は1回目、長時間陣痛を味わってからの帝王切開のフルコースだったので、体力の限界だったことをよく覚えています。
緊急帝王切開が不安なあなたへ——4回経験した私からひとつだけ
突然の緊急帝王切開、本当に怖いですよね。
怖くていい。不安でいい。それが普通だと思います。


私が4回の帝王切開を経験して、ひとつだけ言えることがあるとすれば——
「帝王切開は、立派なお産です。」
傷もある、痛みもある、思い通りじゃなかったことも山ほどある。
それでも、あなたは命がけで赤ちゃんをこの世に連れてきた。それだけは、絶対に変わりません。
先生たちがそばにいてくれます。麻酔がきいていきます。気がつけば、赤ちゃんの声が聞こえます。
この記事が、少しでも誰かの不安を和らげるものになっていたら、書いてよかったと心から思います。
今後、帝王切開を4度経験した体験談をもとに、入院時に必要なもの、用意しておいてよかったものなどについてもまとめていきたいと思います。
一緒にがんばりましょう。なおより。
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